震災の記憶、経験、教訓を風化させないために青森、岩手、宮城、福島の4県と国交省などで作る「震災伝承ネットワーク協議会」が各地の遺構や伝承館を登録している。2月2日時点の登録状況は青森6件、岩手105件、宮城123件、福島37件。岩手県では陸前高田市の奇跡の一本松、石巻市の旧大川小学校、福島県では双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館などが登録されている。

協議会では「教訓が、いのちを救う」をキーワードに、震災の記憶、経験や教訓を伝えることで結ばれて新たにできる教訓・伝承の道「3・11伝承ロード」の形成を目指している。