「第1回TOP CONNECT杯~女子大生囲碁大会~」が14日、都内で行われ、慶大、東大などから9人が参加した。

コロナ禍で、大会出場の機会を逸している囲碁好きの女子大生に対局を楽しんでもらおうと企画された。午後1時から持ち時間各40分の対局を2回、楽しんだ。

自らも囲碁を趣味とし、15年ほど前から関東の大学生の囲碁大会を支援している実業家、内田雅章氏(50)が呼びかけた。「今は大学生の活躍の場がない。そんな機会をつくりたかった。単発で終わるのではなく、次回も企画したい」(内田氏)。賞品も囲碁関連品のほか、20代に人気の化粧品を用意するなど、女子大生の心を揺さぶった。

アマチュアの囲碁大会は大学生だけでなく、軒並み新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止された。「今年度初めて対局できた。大学生同士で打ててうれしかった。また参加したい」「マスク越しだったけど、久々にいろいろとおしゃべりできた」と、参加した女子大生はうれしそうだった。