加藤勝信官房長官は9日午後の会見で、人気漫画「進撃の巨人」が完結したことについて質問され「私自身も単行本で読んでいる。今33巻になっている」と答える場面があった。

政府の受け止めなど聞かれた加藤氏は「本日、進撃の巨人が11年半にわたる連載を続け、最終話を迎えたことは承知している」とし、「この作品は国内で人気が高いだけでなく、海外においても世界21カ国・地域で出版され、電子書籍は約180カ国・地域で配信され、全世界の累計発行部数は1億部(電子版含む)。まさに記録的ヒットになっている」と指摘。「漫画、アニメなどは国民に広く親しまれ、海外でも高く評価されている。我が国の誇る文化として重要であり、政府としては引き続き、知財保護も含めて必要な支援に取り組んでいきたい」などと答えた。

加藤氏は以前にも「進撃の巨人」を読んでいることに触れ、「鬼滅の刃」もテレビで見たと話したことがある。