藤井聡太2冠(王位・棋聖=18)が6日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた第69期王座戦挑戦者決定トーナメント(挑決)1回戦で、深浦康市九段(49)に敗れた。永瀬拓矢王座(28)への挑戦権獲得はならず、公式戦の連勝も「19」で止まった。「連勝は意識しなかった。ここまで出来過ぎだった。今日の将棋を反省して次につなげたい」と話した。

6月6日から初防衛を目指す棋聖戦5番勝負で、渡辺明名人(37)の挑戦を受ける。「昨年と立場は違うが、思い切ってぶつかるだけです」と、気持ちを切り替えていた。