将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太王位(棋聖=18)が豊島将之竜王(叡王=31)の挑戦を受ける、第62期王位戦7番勝負第1局の2日目が30日、名古屋市の名古屋能楽堂で始まり、午後0時30分、昼食休憩に入った。

ここまでの藤井の消費時間は5時間37分、豊島は5時間13分。難解な中盤で豊島がリードを広げ、優勢を築いている。藤井は苦戦している。

藤井の2日目の勝負メシは「あいち牛ビーフカレーライス&名古屋コーチンのスープ」、デザートは伊藤園のほうじ茶を使った「ラテプリン」、「アイスティー」を注文した。藤井は地元の食材でたっぷりと栄養補給した。

豊島は「豚塩麹焼き定食」「紅茶」を注文した。豊島も万全の態勢で午後1時30分から対局に臨んだ。

藤井は2日目午前のおやつに「トンカ サンマルク」とアイスコーヒー。「トンカ サンマルク」は表面にキャラメルをかけたトンカ豆風味のフランスの伝統菓子。豊島は1日目の午前のおやつと同じ「季節のフルーツ盛り合わせ」を注文した。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。夜までに決着する見込み。