次期衆院選の前哨戦となる東京都議選(定数127)が4日、投開票され、自民党が第1党を奪還した。

前回17年の23議席から大幅に議席数は戻したが、目標としていた公明党との過半数(64議席)獲得はならなかった。自民党の二階俊博幹事長(82)は党本部で対応。「一致団結してくれた。これからの東京都の発展は、我が国の躍進のうえで極めて重要な意味合いを持つことは申し上げるまでもありません。我々は選ばれた新しい都議会の皆さんと一丸となって、都民、国民のために頑張ることを誓うものであります」。今秋には衆院選が控えているが、「衆院選は衆院選だが、皆さんのご努力を受けて、必ず勝利します」と今回の都議選の収穫、反省を生かし、次につなげる意気込みだ。