横浜市長選(8月8日告示、22日投票)に出馬する意向を固めている元長野県知事の作家・田中康夫氏(65)が、8日午後2時から出馬表明会見を行うことを6日、公式ホームページで発表した。

田中氏の公式サイトは「田中康夫、横浜市長選 立候補へ 2021年7月8日(木)14:00~ 横浜市長選 出馬表明会見を行います!」と告知。会場は横浜屈指の老舗ホテルで、会見の様子はYouTubeでも中継するとしている。

横浜市長選はIR(カジノを含む統合型リゾート施設)誘致の是非が最大の争点。現職の林文子市長(75)は現時点で意向を明らかにしていないが、意欲的とされる。一方で自民党横浜市連は高齢、多選などを理由に支援しない方針を伝えている。

また現職閣僚だった小此木八郎衆院議員(56)が誘致取りやめを掲げて出馬を表明しているほか、新型コロナで名をはせた元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)も出馬を表明。DeNAの初代球団社長・池田純氏(45)の名前もあがっており、大乱戦の様相となっている。

田中氏の出馬意向は、この日の日刊スポーツなどの報道で明らかになった。