立憲民主党の福山哲郎幹事長は6日、小池百合子都知事の国政復帰の可能性について「どういう形で政治的に動かれるかについて、まったく関心がありません」と語った。

その上で「コロナが広がっている中で(国政)転身だ、何とかという話が出ることは、あまり健全な議論だとは思いません。コロナの対策に十分、都知事は尽くしていただくこと。仕事していただくことが優先だと思う」と都政専念を求めた。

小池氏が特別顧問の都民ファーストの会は東京都議選で31議席を死守した。前日5日、小池氏は国政復帰について「そういう意思を1度も言ったことが、ありません」と語気を強めた。

都議選で立民は共産との選挙協力で15議席を獲得したが、枝野幸男代表は「自民党に替わる選択肢は、我々しかないんだということが十分に届ききっていない」などと課題を口にした。