将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太王位(棋聖=19)が豊島将之竜王(叡王=31)の挑戦を受ける、第62期王位戦7番勝負第3局が21日、有馬温泉(神戸市北区)の中の坊瑞苑(ずいえん)で始まった。シリーズの対戦成績は1勝1敗。1日目の午前は異例のハイペースで進んだが、午後になり、ペースは落ち着いた。

時刻は午後3時を回り、両者の控室には午後のおやつが用意された。

藤井は1日目午後のおやつに「白玉冷やしぜんざい」を注文。たっぷり入った大納言小豆と冷やした白玉が入った冷たいぜんざい。夏にぴったりの和スイーツだ。

豊島は「本生わらび餅」を注文。コシのある弾力となめらかな食感と、上品な甘さが人気だ。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は22日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。