発明家のドクター・中松氏(本名・中松義郎=93)が17日夜、都内で数え94歳記者会見を開き、会見後、日刊スポーツの単独取材に応じた。

中松氏は同日、告示された自民党総裁選(29日投開票)に立候補した、高市早苗前総務相(60)が13日に示した、電磁波による敵基地の無力化について「私が31年も前に発表しています」と強調した。中松氏が1990年(平2)に発表した発明「ドクター・中松ディフェンス」には

<1>弾道ミサイルをUターン

<2>電磁波で電子設備を破壊

<3>長距離巡航ミサイルをUターン

<4>移動発射基地も破壊

の4つが明記されている。またミサイルUターンに関する方程式は、1990年(平2)刊行の自著「政治を発明する 21世紀を拓く新発想」で発表済みと説明した。

また高市氏とは、2001年(平13)2月に東京・恵比寿で行われた舞台「よみがえれ松陰」などで共演歴があることも明かした。