菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選(29日投開票)に出馬した高市早苗前総務相が24日午前、ミュージシャンのデーモン閣下、日本音楽事業者協会から要望書を受け取った。

コロナ禍による自粛要請で困窮している音楽イベント業界の現状などに高市氏は「アーティストの方々の窮状は容易に想像できます。令和2年度、3年度の税申告の差額8割を還付していく方向」などの支援策を提言した。

高市氏はヘビメタバンドでドラムを担当したこともあり、デーモン閣下から音楽雑誌などをプレゼントされて大喜び。

閣下から「万が一、(総理総裁に)なれなくても、おそらく政府の要職に就かれるでしょうから、ぜひ、エンターテインメント業界にご協力いただいて」とされた高市氏は「えー、言霊の国ですから今、そういうこと言われても」と苦笑いだった。