野党共闘のドタバタ劇で注目を集めた、れいわ新選組の山本太郎代表が30日、東京・新宿で消費税廃止などの政策を訴え「比例用紙には平仮名3文字で『れいわ』とお書き下さい」と最後のお願いを行った。

山本氏は午後7時半ごろ、JR新宿駅前で行った演説の冒頭で「やってやろうじゃないか。変えてやろうじゃないかよ!」と聴衆に呼びかけた。「国会に緊張感を生みだす人間を、皆さんのミサイルとして打ち込んで欲しい」と続けた。

19年の参院選では比例特定枠を使い、重い障がいがある新人2人を押し上げ2議席を獲得。山本氏は3位で出馬したが落選していた。「れいわ新選組は、重度の障がい者、難病患者、私みたいな中卒、いろんな立場の当事者たちが国会を目指している」と述べ「700人以上いる国会は代弁者ばかりなことが問題だ。当事者で埋め尽くし、本当の意味で多様性のある国会を作っていきたい」と訴えた。