さきの衆院選に出馬せず、国会議員を引退した前衆院議員の山尾志桜里氏(47)は8日、自身のツイッターを更新し、今後は、公私ともに「菅野志桜里(かんの・しおり)」として活動していくことを明らかにした。

「菅野」は結婚前の旧姓。山尾氏は2018年の離婚成立後も、議員活動では山尾姓を使っていた。

山尾氏はツイッターで「これからは仕事も菅野志桜里でいきたいと思います。戸籍と通称が違うのはあらゆる面で負担大なので」と、説明。「キャリアの連続性をやや失っても、この機会にそこは一致させてください!そして頼むわ、早く選択的夫婦別姓通りますように」と記した。

すでに公式ホームページも「菅野志桜里」に変更されており、旧姓で新たなスタートを切る形になった。

山尾氏は今年6月、SNSで衆院選不出馬を表明。「私には政治家とは別の立場で新しくスタートしたいことがあります。今回の任期を政治家としての一区切りとしたいと思います」と説明していた。