日本維新の会の伊東信久衆院議員が11日、国会内で会見し、自身の疑惑報道について否定した。医師である伊東氏は行政処分を受けたマルチ商法の関連企業の講演を議員会館内で行うなど不適切に使用した疑いを「文春オンライン」で報じられたことについて「私自身が主催して講演したことはございません」とした。

伊東氏は議員会館とは別の場所で同関連企業の医療講演を行った事実は認めたが、立ち会った遠藤敬国対委員長から「マルチ商法の企業だということは分かっていたのか」と問われると、「分かっていない」とした。

衆院選で伊東氏は大阪19区から出馬し、小選挙区で3度目の当選を果たした。今後の対応については「党の判断にお任せします」としている。