秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さんの夫、小室圭さんが12日夜、都内の小室さん側代理人弁護士の法律事務所で、母親、佳代さんの元婚約者と面会し、金銭トラブルの解決に向けた話し合いを行った。小室さん側代理人弁護士は「元婚約者が解決金を受け取る結果となった」との趣旨の話をしているという。元婚約者側の代理人は内容などについて「まだ話せない」とし、元婚約者とともに沈黙を守った。

スーツ姿の小室さんは午後7時半すぎ、一時滞在中のマンションを1人でタクシーで出発。先に到着していた元婚約者が待つ事務所に入った。約1時間半滞在し、午後9時15分ごろ、先に事務所を出たが、報道陣の問いかけには無言だった。2人が対面するのは、17年の婚約内定後にトラブルが報道で公になって以来初めて。

小室さん夫妻は、14日にも、2人で羽田空港から米ニューヨーク州に向かう見通しと明らかになった。長年引きずってきた問題の解決へ、渡米前ぎりぎりのタイミングで面会を実行した形だ。

母親が元婚約者から支援された約400万円をめぐっては、小室さんが21年4月に公表した28ページの文書で、借金ととらえられかねないため解決金を提案していないなどと主張しながら、わずか4日後には解決金を支払う意向を示すなど、不可解な経緯もたどった。元婚約者は一貫して母親からの説明を求めていたが、母親の体調の問題もあり、小室さん側が小室さんとの話し合いを提案。元婚約者も面会を了承し、先月26日の結婚会見までに面会したいと求めていたが、ここまで実現していなかった。

小室さんは結婚会見で「(解決金について)母に代わって対応したいと思い、元婚約者からは前向きなお返事をいただいています。解決に向けて、私ができる限り対応したいと思います」などと説明していた。

夫妻は当初、仕事もある小室さんが先に戻り、眞子さんがパスポート取得などの準備を整えて渡米予定だったが、眞子さんの祖父、川嶋辰彦さんの死去などもあって、そろって渡米することになったという。既に新居も用意しているという2人。新生活へ向け、トラブルの行方が注目される。