立憲民主党の新代表に泉健太政調会長(47)が選出された。30日午後、都内のホテルで、枝野幸男前代表の辞任に伴う党代表選が行われた。1回目の投票で泉氏が189ポイント、逢坂誠二元首相補佐官が148ポイント、小川淳也元総務政務官(50)が133ポイント、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)が102ポイントを獲得したが、過半数287ポイントを上回る候補者はなく、上位2氏による決選投票に持ち込まれた。

1回目の投票は国会議員140人に各2ポイント、来年夏の参院選の公認候補予定者6人に1人1ポイント、地方自治体議員と一般党員・サポーターには各143ポイントが与えられ、合計572ポイントのフルスペックで争われ、決選投票は国会議員に各2ポイント、公認候補予定者に各1ポイント、47都道府県連の代表者に各1ポイントの合計333ポイントで争われた。決選投票は泉氏が205ポイント、逢坂氏128ポイントを獲得し、泉氏が「47歳の新しい船長に就任しました。国民のために働く政党として、日本の未来を明るくする政党として、おかしな政治は許さない。国民の目線で国民中心の政治をしていく」などと語り、党再建の重責を担うことになった。