将棋のプロ棋士による初の東西対抗団体戦、「SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2021」(準公式戦)が、26日正午から都内で始まった。日本将棋連盟の所属棋士が東軍(東京本部所属)と西軍(関西本部所属)に分かれ、選ばれた各5人が初手から1手30秒で戦う。

内訳はファン投票(総投票数123万4566票)で選ばれた上位2人が予選免除。東軍1位は羽生善治九段(51)の2万3305票、2位永瀬拓矢王座(29)2万3226票、西軍1位は藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)で全体でも総得票数1位の6万7257票、2位豊島将之九段(31)の1万7764票。これに、162人が参加した予選の勝ち上がりの各3人が加わる。東軍は佐藤秀司八段(54)戸辺誠七段(35)横山泰明七段(41)、西軍は澤田真吾七段(30)稲葉陽八段(33)古賀悠聖四段(20)。

対戦カードは第1局が戸辺対澤田、第2局豊島対横山、第3局永瀬対古賀、第4局藤井対佐藤、第5局羽生対稲葉(いずれも前が先手)。先に3勝したチームが優勝賞金500万円を獲得する。