東京・上野動物園は4日、双子のジャイアントパンダについて近況を報告した。

12日からの一般公開に向け、12月29日から観覧練習も開始した。雄シャオシャオと雌レイレイは、母親シンシンとともにすでに室内展示室と、隣りの寝室で出入り自由で飼育されている。観覧練習は、同園のスタッフ数人~10人ほどが観客役となって、室内展示室前を歩いたりするものだが、母子ともにスタッフを気にするそぶりを見せなかったという。同園は様子をみながら練習を続けていく方針だ。

子どもたちは健康。起きている間は、室内に設置されている木に登ったりして、元気に遊んでいる。体重は3日=194日齢時点で、シャオシャオが14・40キロ、レイレイが13・20キロに増えている。

公開は当面、各日午前10時~正午で、観覧は1日最大1080人。抽選申し込みは、同園専用サイト(同園HP参照)で受け付けている。既に抽選結果が発表された12~14日分の倍率は、平均348倍だった。