北海道・釧路市にある釧路市動物園で昨年7月31日に生まれた双子のレッサーパンダの名前が1月30日、同園の冬まつりで発表される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となった。昨年11月23日に一般公開されてから12月28日まで名前を募集していた。

飼育員である中山悦朗さん(50)は「釧路はレッサーパンダにとって最適な環境。今のところは順調に育っている。このまま元気にすくすくと育って欲しい」と語った。

同園でレッサーパンダが誕生するのは4年ぶり、双子では24年ぶりだ。開園から多くの人々が足を運び「かわいい」と歓声が上がる。天候や体調にもよるが、今はわずか1時間しか見られない愛くるしい姿にくぎ付けだ。厚岸町から来た26歳の男性は「SNSで知りました。自分も撮りたいと思って車で来ました。いい写真が撮れましたよ」とうれしそうに話した。

名前が発表される予定日は未定。多くのファンが今か今かと名前が発表されるのを待ち望んでいる。