同居家族が新型コロナウイルスに感染したため、自宅待機中の大阪府の吉村洋文知事(46)は21日、府の新型コロナ対策本部会議にオンラインで参加した。

会議の冒頭で「同居の家族が新型コロナに感染いたしまして、いまルールに基づいて自宅待機をしています。自宅からオンラインで参加をさせて頂きたいと思います」と説明した。

対策本部会議では、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」解除後に大阪府が設定した「年度替わりの集中警戒期間」を24日で終了し、25日からは感染状況を示す府独自の基準「大阪モデル」を「赤色」から「黄色」に引き下げることを決定した。会食時の「同一テーブル4人以内」などの対策の継続は要請する。

吉村知事は「大型連休期間中は人が大きく動く。基本的な感染対策はぜひお願いしたい」と呼び掛けた。