東京・上野動物園は26日、双子のジャイアントパンダについて近況を報告した。

2頭は母親シンシンとともに西園「パンダのもり」で元気に暮らしているが、母親の食べ物に興味津々。まだ食べているわけではないが、タケをかじる姿が見られるという。また母親には今月12日以降、日によってモウソウチクのタケノコが与えられているが、子どもたちもタケノコを触ったり、母親が食べ残した皮を長時間くわえて、まるで食べているかのような様子も見られるという。既に乳歯から永久歯への生え替わりが始まっているのも、確認されている。

夜間は母親にじゃれついたり、2頭でじゃれ合ったりしている。日中の屋外展示運動場では、雄のシャオシャオはシラカシの上で、雌のレイレイはエノキに登ってすごすことが多いという。体重は25日=306日齢時点で、シャオシャオは22・40キロ、レイレイは23・75キロ。

母親は132キロ、父親リーリーは145・6キロ、お姉さんのシャンシャンは98・2キロで、いずれも健康。