将棋の藤井聡太叡王(竜王・王位・王将・棋聖=19)が出口若武六段(27)の挑戦を受ける、第7期叡王戦5番勝負第2局(主催・不二家、日本将棋連盟)が15日、名古屋市「名古屋東急ホテル」で始まり、正午になり、昼食休憩に入った。ここまでの消費時間は藤井が1時間23分、出口が1時間35分。戦型は相掛かりで形勢は互角となっている。

藤井、出口ともに勝負メシは「名古屋コーチン親子オムライス」。名古屋コーチンは明治時代、禄(ろく)を失った元尾張藩士の努力で生み出され、日本の代表的な鶏となった。脂肪がまろやかで甘みがある肉と濃厚な卵をぜいたくに使用している。両者ともしっかりと栄養補給し、午後1時再開の対局に備えた。

対局は持ち時間は各4時間。夜までには決着する見込み。

 

◆主催・不二家、日本将棋連盟、特別協賛・ひふみ、SBI証券、協賛・中部電力、豊田自動織機、豊田通商