立憲民主党の蓮舫氏が5日、6月22日公示、7月10日投開票が有力視されている夏の参院選へ向けて東京・南青山で事務所開きを行った。東京選挙区(改選数6)に4選を目指して立候補を予定している蓮舫氏は「この18年間、国政におくっていただいたみなさま方の声に行政監視、行財政改革を確実に応えていると、自信を持って言えます」と実績を訴えた。

そして「どうして奨学金が返せない人がいるのか、子ども食堂がなくならないのか、子どもの貧困が広がるんだろうか」など社会に広がる貧困格差の問題点を指摘して「ここから6年も蓮舫が必要だ、と思っていただける結果をぜひ、出す選挙にさせていただきたい」と意欲を示した。

東京選挙区には蓮舫氏、公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏、自民党の朝日健太郎氏の現職4人に、立民の松尾明弘元衆院議員、ファーストの会の荒木千陽代表、日本維新の会の海老沢由紀氏、れいわ新選組の山本太郎代表、社民党の服部良一元衆院議員、無所属で作家の乙武洋匡氏らが立候補を表明している。