夏の参院選で東京選挙区(改選数6)に立候補予定の立憲民主党・松尾明弘氏が10日、東京・有楽町で、同党の辻元清美氏と合同演説を行った。

松尾氏は演説後、18歳の女子学生に飲酒をさせ、4万円を払ったなどと報じられた、自民党の吉川赳衆院議員について「道徳的にも、法律的にもNG。政治家に対する世間の信頼を落としたというのは残念。真実だとしたら猛省を促したい」と話した。

東京選挙区には、松尾氏のほか、立憲民主党の蓮舫氏、公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏、自民党の朝日健太郎氏の現職4氏に、元「おニャン子クラブ」のメンバーで自民党公認のタレント生稲晃子氏、日本維新の会の海老沢由紀氏、ファーストの会代表の荒木千陽氏、作家で無所属の乙武洋匡氏らのほか、れいわ新選組の山本太郎代表も出馬を表明している。参院選は6月22日公示、7月10日投開票の日程が有力となっている。