アイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーで、参院選東京選挙区(改選数6)に自民党公認で立候補予定のタレント生稲晃子氏(54)が16日、東京・品川区の武蔵小山で街頭演説を行った。

生稲氏は武蔵小山商店街パルム前で演説を行い「36年間芸能界で活動してきました。この商店街は『ちい散歩』(テレビ朝日系)という地井武男さんが散歩していらっしゃる番組で、歩かせて頂きました」と振り返った。

その上で「思い出の場所でお話しさせて頂けること、大変光栄に思っています」と感謝した。

生稲氏の街頭演説には、丸川珠代参院議員が応援に駆けつけた。丸川氏は演説後、18歳の女子学生に飲酒させたと報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員について言及。「極めて残念に思う。まず何がどうなっているのか、ご自身が説明をしていただけないと我々はよくわからない。政治家として説明して欲しい」と話した。

東京選挙区には生稲氏のほか、立憲民主党の蓮舫氏、公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏、自民党の朝日健太郎氏の現職4氏に、ファーストの会代表の荒木千陽氏、日本維新の会の海老沢由紀氏、立民の松尾明弘氏、作家で無所属の乙武洋匡氏らのほか、れいわ新選組の山本太郎代表も出馬を表明している。

参院選は22日公示、7月10日投開票。