小池百合子東京都知事が18日、東京・新宿駅西口で国民民主党の玉木雄一郎代表らと参院選(22日公示、7月10日投開票)東京選挙区(改選数6)に出馬を予定するファーストの会の荒木千陽代表の街頭応援に駆けつけた。

ファーストの会は小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が国政政党を目指して設立した。小池氏は国会議員時代に秘書だった荒木氏について「長年の相棒。ぜひとも荒木千陽さんに国政においての伝道師になってもらいたい」と訴え「東京大改革を日本大改革へと押し上げていくような人材として、ご活用していただかないと、もったいない」と太鼓判を押した。

参院選でファーストの会は国民と立候補予定者を相互推薦し、荒木氏と玉木氏はコラボ街頭演説を都内で行って来たが、小池氏との3者そろい踏みは初めて。この日は連合の芳野友子会長もマイクを握り、支援を強調した。

東京選挙区には立憲民主党の蓮舫氏、公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏、自民党の朝日健太郎氏の現職に、自民公認でアイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーで新人の生稲晃子氏、日本維新の会の新人海老沢由紀氏、れいわ新選組の山本太郎代表、無所属の乙武洋匡氏らが立候補を予定している。【大上悟】