将棋の第7期叡王戦で出口若武六段(27)の挑戦を退け、初防衛を果たした藤井聡太叡王(竜王・王位・王将・棋聖=20)の就位式が28日、東京都港区「明治記念館」で行われた。

2016年(平28)10月にプロとなった藤井にとって、今期は初めて後輩(出口は年上だが、19年4月デビュー)との頂上対決となった。「新鮮な気持ちで臨めました。展開が幅広く、改めて将棋の奥深さ、自分の課題を感じました」と謝辞で述べた。

不二家の主催で、提供されるおやつも楽しみにしている。「第3局で食べた『カントリーマアムチョコまみれケーキ』が印象に残ってます」。昨年話題になった「コロコロしばちゃん」と、今年選んだ「コロコロくまさん」の比較について、「どちらかの肩を持つことはできないです」と、リップサービスも忘れない。

19日に20歳になったばかり。直後の王位戦で少しだけ食前酒も楽しんだ。「じっくりお酒を楽しむのは早いかなと。しばらくはたしなむくらいにしてと思います」と笑った。

「強くなりたい」との目標は変わらない。ハタチの誓いとして、「アイロンがけに挑戦していこうかなと思います」と、両親に頼っていた家事の一部を自分でやることも宣言していた。【赤塚辰浩】