自民党の茂木敏充幹事長は2日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について「自民党として組織的な関係がない。今回の件を受けて関係部門に改めて確認するよう、党として指示を出した結果、これまで一切の関係を持っていないということが確認できた」との調査結果を明らかにした。

その上で「党として組織的に応援を受けていたという一部の発言があるようですが、そのような事実は、まったくありません」と語った。茂木氏は7月26日の記者会見でも自民党と旧統一教会との組織的な関係を否定している。

自民党の高木毅氏と立憲民主党の馬淵澄夫氏による国対委員長会談(1日)で、馬淵氏から旧統一教会を巡る問題などについて臨時国会(3日~5日)後に閉会中審査を行う要請があり、野党側は追及する構えだ。