安倍晋三元首相銃撃事件を起こした、山上徹也容疑者(42=殺人容疑で送検、鑑定留置中)を題材に描いた映画「REVOLUTION+1」が、安倍元首相の国葬前日の26日夜、東京・新宿で緊急上映された。

元日本赤軍の足立正生監督(83)が7月8日の事件直後に企画し、3日で脚本を書き8月末から8日間、撮影。その映像を編集した約50分の緊急特別版を、国葬に併せて1日限りの緊急上映に踏み切った。この日は茨城県でも上映が行われた一方で、29日に上映を予定していた鹿児島の映画館が抗議を受け、上映中止を決定した。足立監督は「国葬にぶち当てるのが1つのテーマだった」と緊急上映の意図を説明した。