キャバクラ店への入店を断られた腹いせに、21年のクリスマスに、従業員や来店客をにらんで威圧して業務を妨害したとして、警視庁は4日までに、組織犯罪処罰法違反(威力業務妨害)の疑いで、指定暴力団住吉会幸平一家の傘下組織幹部、中越健二郎容疑者(44)を逮捕した。

逮捕容疑は、21年12月24日、25日の両日、他のものと共謀の上、暴力団としての威力を誇示しながら店の入り口付近にたむろした。その上で、出入りする従業員や来店客をにらむなどの威圧行為を行い、恐怖感を与えて入店を困難にし、業務を妨害した疑い。