新語・流行語大賞の表彰式が1日、都内で行われ「知らんけど」がトップ10入りした。

受賞者は「知らんけど」を使用している人全員。話の終わりや文末に付けて、断定や責任を避ける言い回し。関西圏を中心に使われていたが、全国的に使用する人が増えた。

大阪府東大阪市出身で、都内の会社に勤める20代女性は「口癖のように使っているので、はやっているとは知りませんでした(笑い)」と日常会話の中に染み付いていることを明かした。その上で「自分はこう思うけど、正解はよく知らないよという時に使うので、友達にはよくツッコまれてしまいますね」と話した。

曖昧な表現でコミュニケーションを円滑にできることや、話の全てをひっくり返すような適当加減が、若者を中心に話題となったようだ。知らんけど。