横浜市・山中竹春市長が7日、市内で定例会見を行い、ウクライナ避難民向けにボッチャ、モルックなどのインクルーシブスポーツを通じてスポーツ参加の機会を提供する交流イベントの開催を発表した。

元横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレス氏が代表を務める一般社団法人VAMOS TOGETHERがイベントに賛同し、妻の美保氏と共に参加する。

山中市長は「ウクライナ避難民の皆さまには横浜に親しみを覚えてほしい。共生社会の実現に向けて理解が深まることを期待している。市民の皆さまにウクライナ避難民への支援が広がってほしい」と語った。

ラミレス氏は「このような機会をいただいたことに感謝している。お話をいただいた時に、我々が支援しなければならないと強く感じた。スポーツを通してウクライナ避難民の皆さまに楽しんでもらいたい」と語った。

イベントは12月18日(日)午前11時から12時30分まで。パシフィコ横浜横浜国際協力センター6階Y-PORセンター公民連携オフィスGALERIO(ガレリオ)で開催される。

なお、12月18日、19日は、ウクライナでは「セントニコラスデー」と呼ばれ、子どもたちはこの日のイベントなどを楽しみにしている。