栃木県鹿沼市をシューマイの街にしようとPRするイベント「かぬまシウマイ博覧会 in TOKYO」が9日、東京都千代田区「丸の内KITTE」で始まった。同市は「おいしいシウマイ崎陽軒」のCMでおなじみ、崎陽軒(横浜市)の初代社長である故野並茂吉氏の出身地だ。

2年前に地元の商工会議所と崎陽軒がタッグを組んで、PRが始まった。「東京駅の近くで催事スペースがある」と聞き、初の東京開催にこぎ着けた。「シウマイ」の販売だけでなく、関連商品や観光業者が20のブースが出展した。

隣接する宇都宮市はギョーザで有名。「食べ歩きだけではなく、PRできる方法も含めて、いろいろな人がアイデアを出してワンチームで前向きに動いていきたい」(鹿沼市商工会議所・水越啓悟課長=50)

ちなみに「シウマイ」という表記、野並氏が栃木なまりで「シーマイ」と発したのが始まりという。イベントは11日まで。