株式投資で30万円を1億円にした元サラリーマンのマル秘テクニックの「実践編」。今回は実際に体感し、銘柄を狙う投資作戦です。

株式市場では、いまパチンコ業界が話題となっています。それはスマートパチスロ、いわゆるスマスロです。スマスロの特徴のひとつは物理的な遊戯メダルを使用しないところです。もうひとつの特徴は射幸性を少し緩和したルールでつくられている点です。11月21日から店舗導入が始まっています。

スマスロ関連銘柄としてはスロット本体の「SANKYO」「ユニバーサル」「円谷フィールズ」「藤商事」、周辺機器では「ゲームカード・ジョイコ」「日本金銭機械」「ダイコク電機」「マースグループ」「マミヤ・オーピー」あたりでしょうか。

これらの株価は最近上昇しています。それなりにスマスロは売れるとの期待からです。さらに株価が上昇するかどうかは、今後のスマスロの売れ行き次第でしょう。

この売れるかどうかの判断はパチスロを実際にプレーしている方に優位性があります。ぜひ実店舗でスマスロの人気度を確認し判断してみてください。もしスマスロが今後も流行しそうなのであれば、スマスロ関連銘柄買って、そのもうけたお金をスマスロに使って人気を上げ、さらに関連株価が上昇するという循環ができるかも知れません。

私のパチスロ経験は、1・5号機のニューペガサスに始まり、3号機のコンチネンタルまでです。私にはスマスロ流行の判断が難しそうです。

最後になりましたが、本コラムは今回が最終回となりました。今までお付き合いいただき感謝申し上げます。またどこかでお会いしましょう。皆様にご武運を!(おわり)

◆夕凪(ゆうなぎ)1967年(昭42)、新潟県生まれ。電気通信大卒。大手IT企業に勤めながら04年に30万円から始めた投資資金で億超えを達成。12年に退職し、専業投資家の道を選ぶ。「イベント投資」の名付け親。ツイッターのアカウント「夕凪」で投資情報を随時更新中。著書に「スタバ株は1月に買え!」(東洋経済新報社)。