東京都西東京市議選(定数28)が18日、告示され、お笑い芸人や覆面レスラーなど異色の顔ぶれが立候補し、選挙戦が始まった。

「間違いない」のセリフでブームを巻き起こした長井秀和(52)は、西武新宿線東伏見駅前で第一声をあげ「トップ当選を目指す」と、意気込んだ。長井は昨年8月に政治団体を設立し、地元で活動を続けてきた。一方、プロテニスプレーヤー錦織圭の物まねで知られるお笑いコンビ「キャベツ確認中」のしまぞうZ(44)も、同線田無駅前で第一声。「東京都住みます芸人」として10年同市に在住した立場から「勧めたくなる街・西東京へ!」を掲げ、支持を訴えた。

今月1日に東京・北区長選出馬を表明した俳優大沢樹生を支援する政治団体「東京新党16」から、子育て支援策に力を入れている覆面レスラー、ザ・シャーク(46)も立候補した。

既成政党などの候補者にまじって著名人が複数参戦し、火ぶたが切られた熱戦の行方は。投開票は12月25日。【中山知子】