文化庁は6日、宗教法人法に基づく世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への2回目の質問権行使で、教団からの回答文書を受け取ったと発表した。今回、文化庁が受け取ったのは、小型の段ボール箱12個分の資料。高額献金などをめぐり教団の組織的不法行為や使用者責任を認定した22件の民事判決に関連する文書などが含まれているとみられる。今後解散命令請求の可否を判断するため、回答内容を精査し、月内にも3回目の調査に着手する方向で検討する。