2021年の衆院選岐阜5区に立憲民主党から初出馬(落選)した今井瑠々(るる)氏(26)が6日、同党を離党し、4月の岐阜県議選の多治見市選挙区(定数2)に自民党推薦で出馬する意向を固めたことが明らかになった。今井氏は、すでに自民党岐阜県連に推薦を相談しており、県連側も推薦を認める方針だ。

今井氏は一昨年の衆院選で全国最年少の25歳で立候補し、「ジェンダー平等」を掲げる立民の看板女性候補の1人として注目を集めた。次期衆院選へ向け、立民の岐阜5区支部長として活動を行っていた今井氏の離党、自民党推薦候補に鞍替えとなれば、党勢回復へ向けて統一地方選の候補者の擁立作業を進める立民に衝撃となる。

多治見市選挙区には元共同通信記者の友江惇氏(36)、印刷会社社員の判治康信氏(46)が立候補を表明している。