作家の乙武洋匡氏(46)が8日までにツイッターを更新。差別禁止に反対した自民党の西田昌司政調会長代理を「日本国憲法、ご存知ないのかな」と皮肉を込めて批判した。

乙武氏は「差別が禁止されると社会に分断が生まれるのだそうです」と、西田氏の発言を報じた記事を引用。「つまり、西田議員は『差別する人々の立場も尊重しよう』というお立場のようです」と指摘し、「日本国憲法、ご存知ないのかな」とチクリとさした。

西田氏の発言は、ネット上で物議をかもしている。ウーマンラッシュアワーの村本大輔は「差別禁止は分断を呼ぶ?ん?なぞなぞ?」とツイート。

一方、元参院議員でジャーナリストの有田芳生氏は、西田氏らとともに推進して2016年に施行されたヘイトスピーチ解消法について紹介し、「国会の合意で、差別による分断を排するよう社会に問いかけたのでした」とつづった。