WBCの侍ジャパンが決勝進出をかけてメキシコ代表と対戦する21日、先発した佐々木朗希投手(21)の故郷、岩手県大船渡市ではパブリックビューイング(PV)が行われ、地元のゆるキャラ「おおふなトン」が応援に訪れた。

PV会場となったのは大船渡市のショッピングモール「サンリア ショッピングセンター」。おおふなトンは渕上清市長と訪れ、スティックバルーンをたたき、エールを送った。地元の子どもたちと写真をとり、ファンサービスも行っていた。おおふなトンは、地元から世界の舞台に飛び出した佐々木の登板について「魂のこもった投球だったトン」と喜んだ。渕上市長は「世界に通用するピッチャー。本当に元気と勇気をもらった。あれだけのメジャーリーグ相手にほぼ互角。まだまだ期待しています」と話した。【沢田直人】