参院大分選挙区補欠選挙(4月6日告示、23日投開票)に出馬表明している自民党の新人で飲食店経営の白坂亜紀氏(56)が27日、党本部で岸田文雄首相から公認証書を授与された。

白坂氏は大分・竹田市出身で早大卒。在学中に老舗クラブに勤務し、東京・銀座でクラブ3店舗などを経営するオーナーママとしてテレビ番組でも紹介された。白坂氏は11日の会見で「少子化、もう待ったなしの問題」などと述べた。

同補選には立憲民主党県連代表の吉田忠智参院議員(67=比例代表)が立候補を表明している。この日、立候補を表明していた元大分・別府市職員の小手川裕市氏(55)が出馬断念を明らかにしたことから白坂氏と、吉田氏の与野党一騎打ちの公算が高まった。