7月2日に閉館する東京の複合施設「中野サンプラザ」(中野区)は29日までに、開業50周年記念グッズを5月1日から順次発売すると発表した。

グッズは、<1>開業当時のイラストなどデザインした記念ロゴ入りトートバッグ(800円、1500個限定、5月1日~)、<2>オリジナル・てぬぐい(1000円、1000枚限定、5月1日~)、<3>ホールの赤い座席の生地と同じ素材で制作したオリジナル・ペンケース(1500円、1000個限定、6月1日~)、<4>独特の建物が立体的に彫られた3Dクリスタルペーパーウェイト、LEDライトステージ、オリジナル・トートバッグなどのセット(5000円、100セット限定、5月1日~)など。

コンサートなどで親しんだ座席の生地と同じ素材を使用したペンケースについて、同施設は「閉館後も思い出を身近に感じてもらえたらと考え、制作に至りました」とコメントしている。

中野サンプラザは、1973年6月1日開業。内外のアーティストらがコンサートなどを行ってきた約2000人収容のホールを含めた現在の施設は、再開発などのために解体され、跡地には約7000人収容のホール、ホテル、オフィスなどの大型複合施設「NAKANOサンプラザシティ」(仮称)が、28年度に竣工予定。