自動車販売の株式会社広島マツダ(広島市)は1日までに、従業員がSNS上に投稿した動画について公式サイトで文書を掲載し謝罪した。

動画は、同社従業員が電動車いすに乗り、身体に不自由のあるようなまねをするような様子をTikTokに投稿。ネット上で批判の声が上がっていた。

公式サイトでの謝罪文は「SNSへの動画投稿について」として掲載。「この度、株式会社広島マツダの従業員が撮影、2023年4月下旬にSNSに投稿した動画について、ご覧になられた皆様に大変不快な思いをさせてしまったこと、またお客様ならびに関係各位には、ご心配ご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます」とした。

さらに「本動画を撮影しSNSに投稿した従業員、動画に映っている従業員、および撮影時に周囲にいた従業員に対して事実確認を行ったところ、決して障害者を揶揄するつもりはなかったと申しておりますが、会社としては軽率な行動に対して厳重注意を行い、当該従業員も深く反省しております」と説明した。

文末では「弊社は、本件を真摯に受け止め、広島マツダおよび関係グループ会社も含め、本件の内容を周知するとともに、再発防止に向けた取り組みを行ってまいります」と記した。