タレントで前参院議員の水道橋博士(60)が松井一郎前大阪市長から名誉毀損で損害賠償を求められていた訴訟の判決で大阪地裁から110万円の支払いを命じられたことを受け、水道橋博士の代理人弁護士を務めた立憲民主党の米山隆一衆院議員が控訴の意向を示した。

水道橋博士は昨年2月、松井氏の過去について第三者が触れたYouTube動画を自身のツイッターに引用して紹介。これに対し松井氏がツイッターで「水道橋さん、これらの誹謗中傷デマは名誉毀損の判決が出ています。言い訳理屈をつけてのツイートもダメ、法的手続きします」とし、慰謝料など550万円の損害賠償を求めていた。

大阪地裁の判決を受け、松井氏が「対象が公人であってもデマによる誹謗中傷はダメって事です」とツイートしたのに対し、米山氏は「判決は報道の通りです。一方当方は、水道橋博士はその様な意図はなく、摘示した事実は『疑い』に過ぎず誹謗中傷に該当しないと主張しております」と反論し、「主張が認められなかった事は残念ですが、控訴して争います」と明言。このツイートを水道橋博士も自身のツイッターでリツイートした。