長野県上田市のスーパーで11日に販売されたサラダについて「カエルが混入していた」と客から連絡があったことが17日、分かった。製造元の「デイリーはやしや」(長野県松本市)が16日にホームページ上で公表して謝罪した。同日、松本市の保健所が食品衛生法に基づいて、工場に立ち入り検査を行った。

デイリーはやしやによると、カエルが混入していたと指摘があったのは「緑黄色野菜がとれるパリパリ麺のサラダ」。上田市のイトーヨーカドーアリオ上田店に、10日に製造した8食分を納品した。3食分を回収したが、このほかにトラブルは確認されていないという。デイリーはやしやはホームページ上で「多大なるご心配、ご不安を与えてしまいましたことを、深くおわび申し上げます」と謝罪。その上で「今回の事態を厳粛にかつ重く受け止め、再発防止と信頼回復に向けて社員一丸となって取り組んで参ります」とコメントした。保健所は混入した原因などを調査している。