立憲民主党の泉健太代表は2日、会見で岸田文雄首相と親族らが昨年12月末に首相公邸内で親族らとの「忘年会」で記念撮影していたことについて警備上の問題を提起した。

「世界中のテロリストと認知をされていない場合も含めて、あらゆる人物が普通の人が入れないエリアがどのようになっていて、どんな構造になっているのか。またセキュリティーはどの程度なのか、ということについては、それが利用される可能性はある」と指摘した。その上で「実際の内部が画像として流れてしまっているというのは大きな問題だ」と語った。岸田氏は私的なスペースで不適切ではないと強調しているが「その説明が正しいのかどうか、今後さまざまな形で検証される。事実関係は今後、明らかになっていく」とした。【大上悟】