自民党谷垣グループ(有隣会)特別顧問の谷垣禎一・元自民党総裁は7日、都内のホテルで開かれた谷垣グループのパーティーであいさつし、今年のG7広島サミットの議長を務めた岸田文雄首相について「世界中が難しい時期に、総理はなかなかよくおやりになったなあと思っている」と評価した。

その上で「見事にG7をおまとめになり、サミットを開かれた。これからこの戦争がどうなるか分からないが、どういう戦後の秩序ができて、そこで日本はどういう役割を果たしていくのか。総理が手腕を発揮いただき、われわれの道を切り開いていただきたいと切に願っている者の1人だ」とも訴えた。

来賓として、岸田首相も出席する中、谷垣氏は「これから(通常国会)会期末で国会運営はなかなか難しいと思うが、有隣会の仲間があちこちで元気に働いてくれていることが非常にうれしい」と語った。