安倍元首相銃撃事件1年に合わせて献花が行われていた奈良市の事件現場付近で、黒いビニールテープを巻いた手製銃のような形をした不審物を掲げたとして、奈良西署は8日、軽犯罪法違反(儀式妨害)の疑いで住所、氏名不詳の20代ぐらいの男を現行犯逮捕した。男は調べに対し、黙秘しているという。

同署によると不審物は複数の棒を黒いビニールテープで巻いたもので、危険性はない。男が掲げたのは8日午前11時35分ごろ。銃撃事件の発生時刻にほぼ重なる時間帯で、市民らが黙とうをささげていた。警察官が男を地面に押さえ込み、怒号が飛び、現場は一時騒然となった。不審物は山上徹也被告が使用した手製の銃に形が似ていた。