大谷翔平(29)が所属するエンゼルスの選手がホームランセレブレーションの際にかぶる兜(かぶと)を製作した、甲冑工房丸武が10日、薩摩川内市役所を訪れ、田中良二市長(66)に同型の兜を寄贈した。

田ノ上智隆社長(43)は「縁があり、エンゼルスで使用された。世界に知れ渡った喜びがある」と目を細めた。寄贈された兜をかぶった田中市長は「大谷選手を通じて世界的に広報していただいた。さらに(本塁打を)あと30本打ってほしい」と期待を寄せた。

「兜」には、すでに100件を超える注文があり、現在注文すると来年4月の納品となるという。また、同市ふるさと納税返礼品にもなっており、17件の寄付があった。

同社は1958年に鹿児島県薩摩川内市に設立。制作した甲冑(かっちゅう)は黒澤明監督の映画や大河ドラマで使用され、最近では映画「レジェンド&バタフライ」でも使われている。