ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(50)が25日、YouTubeチャンネルを更新。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を批判する声に対し、「お前ら一回、中学校からやり直せ!」と怒りをあらわにした。

堀江氏は「十分に放射性物質を薄めた上で海へ排出するということが、何か知らないけど一部のマスコミと左翼の活動家みたいなアホが大騒ぎしてるんで、コイツら本当、頭が悪すぎて、“薄める”っていう概念が理解できないみたいですね」と、あきれ笑いを浮かべつつ言及。放出される処理水について「本当に微量だけトリチウム(が含まれ)、そしてそれ以外の汚染物質等はできる限り除去して海洋放出する。十分に海水で薄めた状態で環境にほぼ影響が無いような状態で排出をする」と解説した。

政府と東電が漁業関係者らをはじめとする国内外の理解を得られないまま放出に踏み切ったことに批判の声があがっているが、堀江氏は「いつ放出しても文句言うやつは文句言う。難癖つけて、放射性物質を盾にしたやくざみたいなもんですよ」と指摘。「びっくりするぐらい僕の知り合いとかも、『もう海の魚は食べない』とか『政府とかマスコミのことは信じない』とかバカなこと言いやがってコイツら……。人付き合いが難しくなりますよ、本当に」と嘆いた。

続けて「福島第一原発の高レベル放射性物質なんかは半減期が何千万年とか、そういった物質に関しては厳重に保管されてもちろん海洋放出なんかしないわけですけど、低レベルの放射性物質、あるいはそれを洗浄した、主にトリチウムなんかが含まれている処理水は、自然の放射線よりも放射線が出ないような状態にまで十分に薄めて、海水と混ぜて環境に最大限配慮して放出している」と、処理水に関する説明を繰り返し、「これに文句言うのは、本当に難癖」とした。

その上で、処理水放出に反対する政治家や著名人らに向け、「お前ら一回、中学校からやり直せ!科学の教科書読め、バカ。芸能人とかインフルエンサーで『福島や東北の魚は食わねえ』とか言ってるバカ。お前のことだよ!お前らちゃんともう一回勉強しろ。少なくとも経済産業省が出してる処理水のホームページくらい読め。あなたたちがあおってることが国益を害している。東北の人達を苦しめている。胸に手を当てて考えろ!」と訴えた。