28日に発売される英王室伝記作家オミッド・スコビー氏による王室の新たな暴露本「エンドゲーム」で、ヘンリー王子(39)とメーガン妃(42)夫妻が結婚祝いとしてエリザベス女王から贈られたウィンザー城内にある邸宅フロッグモア・コテージから立ち退くよう国王に命じさせたのは妹のアン王女(73)だったことが明かされていることが分かった。

英テレグラフ紙によると、2020年に王室を離脱して米国に移住したヘンリー王子夫妻に対し、叔母のアン王女はフロッグモア・コテージを明け渡して鍵を返却させるべきだと積極的に国王を説得したことが記されているという。一方で、国王の弟エドワード王子だけが甥であるヘンリー王子のメンタルヘルスを心配し、明け渡しに難色を示した唯一の家族だったという。

ヘンリー王子は、今年1月に王室や家族を批判する回顧録「スペア」を出版した直後にコテージからの退去を命じられた。最終的に夫妻はこれに応じ、今夏に荷物を運び出して完全退去している。国王は当初、スキャンダルで公務を退いた弟アンドルー王子にコテージに移り住むよう求めていたが、こちらは説得が失敗に終わったことが伝えられている。

報道によると、英王室の財務管理担当者から手紙でコテージの鍵の返却を求められた王子は、「もう孫に会いたくないのか?」と国王を問いただしたことなども明かされているという。

アン王女は、今年5月に英ロンドンで行われた国王の戴冠式で笑顔でヘンリー王子と会話する姿が目撃され、話題になっていた。国王や兄ウィリアム皇太子らとは目を合わせることもなかった王子に話しかけたアン王女は、和解の切り札となる可能性ももささやかれていた。

発売を前に内容が次々メディアにリークされており、「エンドゲーム」は爆弾級の暴露が満載だと英メディアは伝えている。スコビー氏は王子夫妻の応援団として知られているが、夫妻の著書への関与は一切ないと否定している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)